(本記事は筆者のブログ「QAZのつれづれ日記」の2016年1月4日付記事を編集したものです。)
東欧の国クロアチアは私たちからはとても縁遠い国で、どこにあるのか正確な場所すらあいまいですがアドリア海を挟んでイタリアの対岸、バルカン半島の西端に位置しています。
旧ユーゴスラビアから独立した国で、アドリア海沿岸地域ダルマチアの最南部にはアドリア海の真珠と言われる風光明媚な観光都市ドブロブニクがあります。
クロアチア民謡の特徴や代表的な歌の名前をあげなさいと言われても何も思い浮かびません。
クロアチア民謡にはマンドリンのほかギリシャ発祥の民族楽器ブズーキもよく用いられます。
ブズーキの音色や奏法はマンドリンによく似ています。
クロアチア民謡にはマンドリンで弾いて楽しめる曲が多いと感じます。
ダルマチア地方に伝わる伝統音楽KLAPAは宗教音楽等をアカペラ(無伴奏)で合唱するもので非常に厳かで美しい響きをもっています。
ダルマチア古謡で「Ribar plite mrižu svoju」という美しい曲もそんな一つです。
ラテン文字表記でロシア語の言語系統を持つクロアチア語はさっぱりわかりませんが、「Fisherman knits his
net」(漁師は網を編む)という英訳タイトルがついています。
アンサンブルVedunがブズーキとギターを伴奏に歌う動画がここにあります。
この古謡を耳コピーで採譜しギター伴奏の二重唱に編曲してYouTubeにアップしました。
画像は観光で訪れたドブロブニクの風景(2010.10撮影)です。