「恋する兵士」('O Surdato
'nnammurato) は、1915年にナポリのピエディグロッタ音楽祭で歌われ、優勝曲になりました。
歌詞はナポリ方言で書かれています。"私の心は君のところへ空を飛んでゆく、君を私のそばに置くこと以外に望みはない・・・" 第一次大戦で戦地に赴いた若い兵士が故郷の恋人を想う歌で、当時の世相にマッチし大ヒットしました。
マーチ風の軽快な歌で、今でもイタリアでは良く知られ、ナポリっ子なら誰でも歌えますので誰かが歌い始めるとすぐに大合唱になります。
作曲者はエンリコ・カンニオ(Enrico Cannio、1875-1949、イタリア)です。
まずはどんな曲かお聴きください。世界三大テノール歌手の競演という豪華版です。
この曲をスネアドラムとタンバリンを入れてマンドリン合奏用に編曲してみました。途中ギターソロも入ります。
第二次大戦で戦地に赴き、ペラギア想うニコラス・ケイジ主演の映画「コレリ大尉のマンドリン」を連想される方もいらっしゃるかも知れませんね。